2016年

9月

12日

黄金町バザール2016空間コンペ次点「入賞」

「黄金町バザール2016空間デザイン」

建築学生サークル♭(ふらっと)と有志と取り組んだ実施コンペで、次点に入賞しました。合板を作る際に廃棄される丸太の生木を使い、床として利用します。

アーティストの制作の場、展示の場として、「吊る」「張る」「結ぶ」など通常の部屋ではできないアートを支援する空間として提案しました。

 

0 コメント

2016年

3月

31日

かながわ建築祭 最優秀案 中央工学校木造建築科有志+本多 「知木庵」

0 コメント

2016年

2月

29日

JIA 「一番ちいさな交流のかたち」コンペ最優秀賞を受賞

JIA かながわ建築祭
「一番小さな交流のかたち」
コンペで、中央工学校の生徒と共に参加し、最優秀賞を受賞しました。

 

1.6mmの薄いシナ合板を幅35mmに加工し、穴をあけ、重ね、互い違いに連結していきます。

そして、間に150mmの全ねじを入れ柔らかい構造を作りました。

(かなり激しく揺らしても成立します)

 

 

2016年2月26日~28日まで馬車道駅地下コンコースに展示されました。

 

同時に開催した「建築家の仕事展」では、

今までに企画したコンペ冊子を全て無料配布しました。

建築家の仕事は、建物をを作るだけでなく、社会に対しての改善、提案、啓蒙などを行う事でもあるという展示内容でした。

0 コメント

2015年

7月

08日

第二回ラアトレ学生実施コンペ 一次審査

第二回ラアトレ学生実施コンペの1次審査を行いました。


二次審査通過者は、今日にもHPやfacebookで発表になるかと思います。


審査を終えての感想は、

やはりプレゼン巧者が残った…という感じです。
タイムや距離を競うものではなく、

人が内容を審査をするという性質上...
プレゼン技術は、絶対条件です。


審査結果を見て、名前がなかったら、
「人に伝える」ということをもっと意識すべきと思います。



とは言ったものの、私も学生時代は全くのプレゼン音痴でしたし、最終的な面倒は、今年も私にくるであろうと思われるので、
「いい案なのにな…」という案に票を入れてみました。


「プレゼンの意識不足」「建築の知識不足」「生活感覚の不足」でも、それを補ってあげればモノになりそうな案を上位に票を入れ、まぁ、残るよね。という案には点数を低く入れました。(今年は、◎ 〇 △と点数に差をつけています)


まぁ、結果は、6人の審査員の票を多く獲得した案が残るので、私が推した案は全滅でしたが…

8月10日(月)12時~二次審査があります。
残った8案は、アイデアもあるし、それを「人に正しく伝える技術(考え方)」を持っています。

自分との差を埋めるためにも、是非その技術を盗みに来てください。就活でも、就職後も、ついてまわるモノですよ。

0 コメント

2015年

3月

02日

JIA神奈川茶室コンペティション

JIA神奈川の「一番小さな交流のかたち」
という茶室コンペで、優秀賞と審査員長の飯田善彦賞をいただきました。


いくつか表現したかったことがあるのですが…


・茶の本質は、茶会の前に始まっていて、主客の好みや季節、時間を想い道具や床の飾りを選ぶと思います。そうした「時間」が大切で、珍しいモノや高価なモノで造ることではないと考え、100円で手に入るものだけで作った茶室です。...
(ソフトバスケット・ダブルクリップ・透明ホース)


・バスケットを選んだのは、ここに飾り付けできるので、作りながら、もてなす人を想い作りながら飾り付けを考えるという時間を作れるという事です。今回、子供空間ワークショップで子供たちと一緒に作る予定にもなっていたので、私は、大小色々な鈴を用意しました。子供たちが中に入って建物をたたくと色々な音色がする仕掛けです。


・子供でも参加できるディテールとすることで、建築と人はもうちょっと近くなると思います。公共建築など完成後の市民の意見で形が変わることはほとんどないと思いますが、誰でも参加でき、変化し、成長する建築が今、自分の目指している建築と考えています。



・この建物は、切ったり貼ったりまったくしていないことにこだわりました。イベント完了後、すべてのものは、元の機能。つまり、バスケット、ダブルクリップ、ホース(床に用いている)としての機能を持っています。建築を作る際に、その建築の解体される日のことまで、建築家は考えているよというメッセージです。


小さい建築で、普段使わないポップな材料を使いましたが、考えていることは日常業務の延長だと思っています。選んでいただいた審査員の皆様に感謝いたします。

0 コメント

2014年

11月

14日

第2回埼玉県環境住宅賞

第2回埼玉県環境住宅賞に「えるいえ」が入賞しました。

 

「えるいえ」は、共働き夫婦の為に設計した省エネ住宅です。 蓄熱素材であるPCM(潜熱蓄熱材)を日中人のいない時間帯に、太陽光で温め、蓄熱し、人が帰ってくる時間に合わせて放熱する暖房システムを考案、実装。データを取りつつ改良を重ねています。

 

オール電化住宅で電気代5000円/月~10000円/月なので、電気代は正直なのですが、エアコンの様に瞬時に室温を上げることができないので、実感が無いのが現状です。

 

それでも、新しい挑戦に票を入れていただけた…審査員の方に感謝ですね。

0 コメント

2014年

9月

01日

「ハコダテものづくりフォーラム」設計競技2014

「はこだてものづくりフォーラム」設計競技2014

に入賞しました。


函館市にある、旧ロシア領事館 

築100年を迎えるこの建物を利活用し、地域の拠点として再生するというコンペでした。


我々は、地場木材を利用したはがきサイズの木片を使い、「旅する建材」として世界中の人に参加してもらう建築を提案。


利用者、参加者が増えると、空間も成長していく、そんな参加成長型のシステムです。

0 コメント

2014年

5月

22日

HUB Ginza-east

東京築地の賃貸オフィスビルの改修が終わりました。

築30年を過ぎると、近隣の同規模オフィスとの価格競争から、収益性が非常に悪くなり、そのことによって、建物へのメンテナンス費用が大幅に削られることになります。結果、建物の価値が落ち、また収入が減る…。そして、新築しようとなってしまう。

 

こうした負のスパイラルを断ち切り、安易なスクラップアンドビルドを減らす。そんなプロジェクトです。

基本性能(防水・外壁)を底上げするとともに、

近隣同規模オフィスにはない独自性をだすことも大切です。

 

 企画:株式会社HOOP

 

 

 

0 コメント

2014年

4月

28日

カンボジアの風

 

チャンギ空港から飛び立つ飛行機の中で思い出して数えたが、

カンボジアは、私にとって25か国目の訪問国だ。

 

思えば、もっと早く来る予定であったし、

まさか、仕事で来るとは思わなかった。

 

最も親しい建築の友人は、大学の枠組みを超え、

アンコールワットの調査団として、

保存・修復要員としてバイヨン遺跡を測量調査している。

 

地雷の調査の完全に済んでいない17,18年ほど前、

辛い作業の話の中に、遺跡の魅力と、

建築文化の保存に関わる誇りが伝わってきた。

 

アンコール(カンボジア)、チャンパ(ベトナム)、ボルブドゥール(インドネシア)、

当時行きたいと願った遺跡群は、今も私の中で行きたい場所上位に鎮座している。

 

 

大学時代建築を見る旅と称して、リュック1つで、ヨーロッパ、アジアをうろうろしていた。

大学院に進んだ後も、建築デザインを学びながら、インドと中国の国境の国、

シッキム王国の伝統民家の調査に自腹で参加させてもらった。

 

シッキム王国を知っている人はほとんどいないと思う。

というのは、現在は、事実上インドのシッキム州となっているのだが、

インドへのシッキム王国の編入を認めない中国は、最近まで地図にシッキム王国が書かれていたという、

ちょっと厄介な地域だからだ。

(シッキム州ではないが、近くにダージリンという都市があり、なじみがあると思うが、行くことは結構難しい)

 

世界第三位の山、カンチェンジェンガ峰があり、木の生えない山岳地帯もあるが、

多くの場所が、針葉樹林帯に属し、日本の木造建築のルーツの可能性がある地域での、

実測調査は新鮮で、楽しいものだった。

 

シッキムで唯一の都市と呼べるガントクでは、ネパール、ブータン、チベット、インド(英国)と 様式、

宗教が入り混じり不思議な都市構成も面白い。(Wikiによれば人口29000人(2001)のシッキム州 州都)

 

残念なことに、シルクロード貿易と中国-インドの貿易ルートとして、

交易が盛んだったこともあり、

トタンの様な安価、かつ軽量の建材が流通してしまったことで、

街並みや、集落の美しさという集団としての美しさは既に失われていた。

 

隣国のブータンが、鎖国と辺境であるがゆえに残った文化と町なみ。

比較すると雲泥の差があり、地域の手、地域の材料で作ることの

大切さを身に染みて感じた瞬間であった。

 

 

プノンペンに到着すると、強い日差しながら、からりとした風が吹き、

インドや中東の様な、独特のにおいもなく非常に快適である。

中心地までの通りは活気があり、建設ラッシュ。

世代的に私にはわからないけれど、

きっと日本の高度成長期の様なものなのだろう。

 

今、プノンペン市内には、39階建て188mの超高層ビル

Vattanac Capital Towerが竣工間際である。

建築家はテリー・ファレル(Terry Farrell 1939-)

英国の大御所建築家だ。

 

今までプノンペンには四角い高いビルはあったが、

緩やかな曲線とうろこ状のサッシを使った斬新なデザインは初めてであろう。

屋上付近に突き出したテラスがあり、ホテルのレストランになるらしい。

 

地元の人によれば、ペンギンビルとも言われている。

フランス統治時代に多くの建造物が建てられ、

東洋のパリと呼ばれているプノンペンの低層(5~6階)の街並みの中から、

巨大なガラスのペンギンが抜け出し、見下ろしている光景は、地元の人にどう映っているのか?

 

 

私が、1996年(18年前)にクアラルンプールに行ったとき、

ちょうどシーザーペリ(César Pelli 1926-)設計の

ペトロナスツインタワーが建設中(452m 1998年竣工)だった。

 

あのころのクアラルンプールも、勢いがあり、おとなしいマレー人の中で、

インド人街と中国人街が、異常に活気づいていた。

きっとインターネットのない時代であるから、ギラギラした野心を持った

人が、躍起になっていたのだろう。 

 

さらに前、私が20歳のときだから、1993年。

バンコクに行ったときは、ひどい交通渋滞の記憶しかない。

今のプノンペンと同じように建設ラッシュで、高速道路建設も進んでいた。

 

高速道路ができたら、渋滞が解消されると

タクシーの運ちゃんは誇らしげに言っていたけど、

結局、ひどい交通渋滞は今も解消されてないし、

景観に関してはひどいものである。

 

どこも、日本の経済発展を模倣し、街並みをおろそかにし、 儲かればよい、

豊かになればよい、外国の都市の様になればよい…としているのであろう。

そのあたりは、日本人として反省し、

豊かさへ向かう開発プロセスを考えなければと思う。

 

文化や街並みに反してして作るものの意味。

バタナックタワーにしても、ペトロナスツインタワーにしても、 あのクオリティだから良いものの、

どこかのコピーペーストが簡単にできる時代だから、 ほんとに気を付けないと手遅れになると思う。

 

東洋のパリと呼ばれていたプノンペンになってしまう…

 

世界一観光客の多いパリやヨーロッパの様な都市は、 アジアではできないのだろうか?

ブータンでできているのは、鎖国のおかげなのであろうか?

滞在中、頭から離れないテーマである。

 

「高い建築がいらない」、「経済発展してはいけない」という話ではなく、

日本が外国の材料や技術が入ってきたときに、日本の伝統や気候風土の知恵との良い混合をしていると思う。

今、話題の富岡製糸工場を代表するダイナミックで程よい折衷様式が作られている。

そうしたその国の文化や風土の延長線上に、外国人(日本人)の感性と技術が足されることで、

新しいデザインが生まれるはずだ。

 

まずは、じっくりカンボジアという国を観察してみたい。

その為にも、小さなプロジェクトをまずは動かし、

様々な人と接し、現地の風を肌で体感することが大切に思えている。

0 コメント

2014年

1月

21日

陸前高田、広田湾の牡蠣

震災直後から、画廊閑々居さんと本多設計で始めた「これ!使ってプロジェクト」

建築家や画家が持っているスケッチブックや鉛筆を被災地にいるだろう

将来画家や建築に携わるかもしれない子供たちに送る活動です。

 

その活動の中で、閑々居北條さんが出会った陸前高田市の鈴木さん。

被災して多くを失いました。でも、

現在、船が手に入り、牡蠣の養殖を再開したそうです。

 

そして、ついについに、FAXで注文し、届けてくれることができるようになりました。

詳しくは、閑々居さんのHPに書いてあります。

0 コメント

2013年

12月

09日

荢坂恒治陶芸展

先週、画廊「閑々居」に荢坂恒治陶芸展を見に行ってきました。

今まで2回荢坂さんの器を買ってきましたが、
今回も一番気に入った茶碗を購入。
写真は、家にいる2つの香川の塩釉の作品です。...

初日ということで、荢坂さんご本人ともお話することができ、つくり方や道具、窯のことをお聞きしました。
香川県財田町に窯があるということで、(香川には縁があるので…)

いつか、窯を炊いているときに遊びに行きたいですね。

荢坂さんからは、3日間、火を絶やさないようにするので、
労働者として参加の希望が来ましたけど…

しかし、いい買い物ができました。
まだ、展覧会はやってます。18日(水)までです。
0 コメント

2013年

10月

16日

東京スキップガーデンプロジェクト宣言

昨日、東京京橋にある第一生命相互館110タワーにある、イトーキのSINQAというスペースで、

 

「東京スキップガーデンプロジェクト宣言」

 というイベントを開催しました。

最初に、私と藤井由里さんで、スキップガーデンプロジェクトの趣旨やプロジェクトの説明をしました。

 

次に、3人の建築家に登場していただき、屋上を活用している実作をもとに屋上の可能性、魅力、問題点、作法などについてディスカッションをしました。

3者それぞれ、魅力的な屋上を作っているとともに、

実施というハードルを越えるにあたっての、問題点を受け止めていて、非常に有益な情報をいただきました。

 

次に、スキップガーデンのメンバーである清水建設の横田さんによる

屋上の動物(鳥)や昆虫などの生態系による緑化の意味を

ダイジェストで受け取りました。時間が少なかったので、

もっと聞きたいという意見が多く聞かれたので、

清水建設技術研究所へ見学ツアーをしたいというイベントも

企画していきたいと思っています。

 

さらに、協賛していただいた企業の最新技術の紹介

旭硝子さんのガラスに挟んだソーラーパネル

池上産業さんの50年間腐らないアセチル化木材アコヤ

ウェザーニュースさんの気象予報のこれからの社会への展開

マサキエンヴィックさんの屋上緑化に特化した軽量土壌

最後に、場所を提供してくれたイトーキさんのSINQAという

新しいイノベーションセンターについて

 

デザインやシムテムだけでなく、

多方面から屋上という場所への

アプローチを見ることができました。

 

これをさらに次に広げていこうと思ってます。

台風の中、ご来場いただいた皆様に、御礼申し上げます。

ありがとうございました。

0 コメント

2013年

10月

10日

都市の屋上

最近依頼を受けた仕事で、

都市部の老朽化した建物の全面改装の仕事があります。

現在、都市部にはこうした築40年を超え、

あまりメンテナンスをしてこなかった

建物がかなり多く存在しています。

 

40年経つと、当初の設計の思惑と

現状の都市の要求が異なり、

結局は安売りすることになっている現状があります。

 

こうしたビルに、新しい価値を生み出し、

再デザインするという仕事です。

 

また、今回はお施主様のご理解があり、

都市部の小オフィスの家具レイアウトなど、

働き方の空間まで、提案をさせていただきました。

 

竣工は1月予定です。

 

0 コメント

2013年

10月

01日

東京スキップガーデンプロジェクト

建築家と環境技術を持つ企業がコラボレーションして
「東京スキップ・ガーデン・プロジェクト」を提案するフォーラムを開催します。

http://www.tokyo-sgp.com/

出演者:

鈴野浩一(建築家)

長坂常(建築家)

原田真宏(建築家)

横田樹広(清水建設技術研究所)
東京スキップ・ガーデン研究会 

藤井由里(建築家)

本多健(建築家)

モデレーター:中崎隆司 (建築ジャーナリスト・生活環境プロデューサー)

日時 2013年10月15日 (火曜日) 18時から20時まで ( 交流会 / 20:00 〜 21:00 )
会場 SYNQA ( 東京・京橋 http://www.synqa.jp/ )
参加費 無料  HPから参加登録をお願いします。
主催 東京スキップ・ガーデン・プロジェクト研究会 (事務局・マサキ・エンヴェック内)
協賛 池上産業株式会社・マサキ・エンヴェック株式会社・ウェザー・サービス株式会社
協力 株式会社イトーキ ( http://www.itoki.jp/ )
企画 中崎隆司

0 コメント

2013年

8月

12日

写真撮影

春に竣工したお宅の写真撮影に行ってきました。
プロのカメラマンに同行し、白い外壁の建物と、

空、庭木の緑の位置などを確認しながら撮影です。

 

竣工半年経過していますが、

外壁は光触媒の効果があったのか、

まったく汚れていないので、一安心です。

 

0 コメント

2013年

5月

01日

半径一時間以内のまち作事が発売

いつもお世話になっている中崎隆司さんの著書

「半径一時間以内のまち作事」

 

さっそくアマゾンで購入。

中央区の屋上を緑化する話も載っているそうです。

楽しみ~

0 コメント

2013年

4月

15日

都市の屋上の話

都市の屋上に関して研究会を始めて、もう1年以上になりました。

屋上緑化は、本業でいろいろ設計していると、緑化について法整備されたので、多くの物件で検討することが出てきています。

しかし、設計と法整備にビルオーナーの意識はついてきておらず、

結局管理に手間と費用が掛かるので、選ぶ樹種は管理が簡単とか、安いとか、極端な人は枯れてもいいといった選択になりがちです。

 

本研究会に参加していただいている、マサキエンビックさんが多くの事例を挙げて、意味のある緑化を紹介していただいています。写真の銀座「白鶴」屋上にある水田もその一つ。

 

法的に必要だから緑化するのには、管理されないなど、問題が多く、 使われていない屋上を、使われる場所にするために、緑化することが必要ということと理解しています。(昨年、田植え後に見学しに行かせていただき感謝です!)

 

 

株式会社マサキエンビックhttp://www.envec.co.jp/

0 コメント

2013年

4月

10日

アセチル化(無水酢酸化)木材 アコヤ

「えるいえ」の一年点検が終わりました。基本的には塗装の修正と駐車場土間コンクリートの収縮クラック以外直すところはなく終わりました。

 

写真はウッドデッキに使用したアセチル化 (無水酢酸化)木材のアコヤです。材料はニュージーランド産のラジアタパイン。それをアセチル化して腐らない木材に変身させます

 

通常は無塗装で搬入された材料に防腐処理+塗装をするのですが、あえて無塗装で使っています。ほかの多くのウッドデッキと同じようにグレーに変色をしましたが、水を吸って黒くなっている様子もなく、非常にいい感じです。(写真は雨の降った次の日なので、手前半分の表面はやや水分を含んでいました。)

 

雑巾がけをしてあるので、子供たちは裸足で遊んでいます。

 

塗装をして竣工当初が一番きれいな状態というよりは、時間と共に変化して、さらにメンテナンスがほとんどなく、汚い状態ではないものが良いと思っています。

 

かなり高価な材料ですが、メンテナンスを必要としないことを考えると、住宅の寿命から考えるとかなり安価になっています。永く使えることも省エネと言えますね。

 

池上産業株式会社

http://www.woodwise.jp/accoya/setsumei.html

 

0 コメント

2013年

3月

13日

小友中学校よりお手紙

岩手県陸前高田市の小友中学校に「これ使って!プロジェクト」で建築関係者や画家関係者に呼び掛け、文房具等を送ってもうすぐ2年が経ちます。

 

震災の直後、自分の設計した画廊をチェックしに訪れた際に、始まった支援ですが、自分にできることの小ささを知りましたし、一歩踏み出すと見える世界が広がったという貴重な体験もできました。

 

現在は、地元の文房具店の商売の邪魔にならないように、プロジェクトを終了し、小友中学校の修学旅行の際に東銀座にある「銀河プラザ」にお客として顔を出す程度にしています。

その小友中学校の生徒さんよりお手紙をいただきました。

 

この3月で「閉校」する旨、支援の「感謝」などがつづられていました。

本当に恐縮です。勉強させていただいたのはこちらのほうです。ありがとうございました。

0 コメント

2013年

2月

28日

閑々居の展覧会

以前設計した画廊の中の茶室「閑々居」さんの展覧会。久野隆史さんの「春の窓」に行ってきました。(最終日!)京都からいらした久野さんご本人にも会うことができ、絵も堪能させていただきました。

 

日本画は畳に座って眺めるのが一番いい気がします。ちょうどお茶の稽古の前だったので、道具も用意され、花も各所に活けて有りました。入口に水仙、床の間に白い椿、飾り棚に沈丁花。久野さんの絵も猫柳、百合などなど…春らしい画廊でした。次回の展覧会も楽しみです。 (写真は水屋部分)

0 コメント

2013年

2月

22日

O-14

ドイツに住む、大学時代の友人からメールが届きました。

友人がニューヨーク時代に設計に携わったドバイのオフィスビルO-14「オー・フォーティーン」がArchitizer Awardsという賞にノミネートされたとのこと。(設計)ライザー+ウメモト

最終的な受賞作品は読者の人気投票で決まるようです。

http://awards.architizer.com/public/voting/?cid=8

(写真は工事中のO-14)

 

O-14は、ドバイの過酷な環境に建ち、あり塚の換気システムから発想を得た、省エネオフィスとテレビでも紹介されていました。bio-mimicry(バイオミミクリー生物模倣)の発想は、私が大好きな考えなのですが、当の担当者はそんなこと考えてないって…。

 

バイオミミクリー:生物の機能を模倣することで新しい技術を生み出す学問。

 

ライザー+ウメモトといえば、アトラス(ATLAS OF NOVEL TECTONICS)という著書があるので、アマゾンで買ってみました。翻訳にも参加した友人曰く、「難解な本」とのことで、ゆっくり時間をかけて読んでみたいと思います。

0 コメント

2013年

2月

08日

京都2

「鶴屋吉信」さんの本店の2階に、目の前で和菓子を作っていただけるコーナがあり、和菓子の職人さんにつくってもらいました。終始、前傾姿勢で手元や道具を拝見しました。日持ちのしないおいしい和菓子が、京都にはたくさんあるそうです。これだけでも、行く価値があります。 昨日のとらやさんもおいしかったし。

このお菓子も、目の前で作っていただきました。旅行の醍醐味は、ネットやテレビでは伝わらない、その場でしか味わえない、「体験」をすることなのでしょう。

観光地の施設設計をすることもあり、建築の設計が、ソフト面の知識が必要になってきています。そういう意味でも、旅行は建築に必要ですね。 帰ってきたばかりなのに、また行きたくなった…

0 コメント

2013年

2月

07日

京都

同志社大学の教会コンペの審査を聞きに京都今出川のキャンパスに行ってきました。上位5組の提案はそれぞれ、違った視点からつくられており、大変興味深く、また、自分の提案と比べながら聞いていました。 (写真は伏見の寿司屋「かき仙」で鯖寿司を押してもらっている間、サービスでいただいたくずもちです。)

 

プレゼンが終わり、別室審査中にキャンパスから歩いて5分ほどの内藤廣さん設計の「とらや」さんに休憩に行き、数名で建築談義をかわしました。また、1等案が決定してキャンパスを後にしましたが、そのあとも、永山裕子さんの設計「魚棚」に場所を移し、設計競技の話の続きです…

ほどほどに酔った後は、村野東吾設計の都ホテルにチェックイン。(現在はウェスティンホテル)敷地内にある、数寄屋風の別館「佳水園」に泊まりたかったのですが、一人では贅沢なので、普通の部屋を予約しておきました。

チェックインの際に、「空いているので、広い部屋にアップグレードしておきました」との嬉しいホテルマンの一言。

 

さすが京都。もてなし上手です

0 コメント

2013年

1月

24日

ユニークシティ

最近静岡に行く機会が増えました。 (写真は東静岡駅グランシップ)

設計の仕事になっているわけではないのですが、

都市について考えると、なかなか興味深い地域です。

 

県人口だと全国10位、政令指定都市が2市あります。(静岡・浜松)

東京-名古屋/大阪をつなぐ重要交通経路であり、車、電車共に非常に整備されている。

日本一の富士山、伊豆の温泉地、農地、港、工業地と都市を成立させている、周辺のバックアップ機能がバランス良く取れている県といえます。 いわゆるコンパクトシティを目指す資質は既に整備されていると言えます。しかも、温暖な気候で環境負荷も少ない地域です。

 

今後、人口減少時代において、大幅な人口減少地域に入っているのは間違いないのですが、今後10年の動き次第で、一番豊かな都市になる可能性があるんじゃないかと思っています。

 

生産系の機能を持っていない大都市。消費地が無く若者をつなぎとめられない地方都市。

ここで、「目指せ東京!」を脱却し、独自の路線を作っていく。ユニークシティとなることが、大切だと思います。

 

ユニーク[unique]とは、唯一の、一意の、固有の、特有の、独自の、独特の、類稀な、珍しい、変わった、などの意味を持つ英単語です。他県にない、独自の都市像を作り、20世紀型都市計画や大規模再開発ではない手法が求められていると考えています。

 

 

 

0 コメント

2013年

1月

15日

閑々居~横浜美術館

年末に、「閑々居」で新酒の試飲会を企画していろいろな方に集まってもらいました。照明デザイナーの岡安泉さんや、画家の中上清先生、同じく画家の藤井雷さんなど、不思議な組み合わせでしたが、楽しいひと時を過ごせました。

 

その話の中で、横浜美術館のコレクション展に中上清さんの作品が展示されるというので、拝見しに行ってきました。

「光をめぐる表現」と題された展示は、ガラスの作品から抽象絵画、シュルレアリズム、そして日本画の中での光の表現と続き、なかなか考えさせられるものです。

 

この展示の中で、ひときわ気になったのが中上先生の作品でした。お会いしたからではなく、純粋にそう思いました。切り取られた一瞬の光なのですが、何か動きがあり、神々しささえ感じます。また、見ているこちら側に浮遊感を感じる魅力的な絵画でした。

 

建築の世界でも光は大切な要素です。特に刻々と変化する自然の光に興味があります。常に変化する光を捉えてそこにあるものとすることができたら、そして、いつみても新鮮さを失わないものを作れたらと考えています。

 

横浜美術館 コレクション展

2012年11月3日~2013年3月24日

「光をめぐる表現」

2013年1月15日(火曜)~1月25日(金曜)は企画展展示替えのため休室

0 コメント

2013年

1月

09日

韮山反射炉

韮山反射炉

所要があって、伊豆の国市に行ってきました。午前中用事を済ませた後、世界遺産登録を目指している韮山反射炉を見てきました。時間があったので駅から20分弱歩きましたが、歩行者には優しくない道中ですし、案内図もなかなかありませんでした。改善の余地あり!

 

反射炉は写真の棟の形状のことだと思っていましたが、この棟の下の炉の部分。しかも内部が反射炉として貴重らしく、肩透かしでした。が、この棟の造形良い!

 

設備として必要な高さであり、(ふいご等人の力を利用しないで自然給気させるのに必要な高さとのこと)構造上下部を丈夫にする為に大きくしているなど理にかなっています。そして美しい。創建当時は漆喰で白い4本の棟だったとのこと。

 

構造、設備の必要を形にし、かつ美しいもの。理想的な建築物です。

0 コメント

2013年

1月

07日

2013年 仕事初め

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年中は誠にお世話になりました。

本年もスタッフ一同頑張ってまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

0 コメント

2012年

12月

30日

潜熱とは

大事なことを書いていないことに気が付きました。蓄熱材ではなく、潜熱蓄熱材なんです。で、潜熱ってなんだ?となります。ここが中学?高校?の化学をそれなりに勉強した人でないと理解しにくい。

 

たとえば、水の冷却しには、加えたエネルギーに比例して温度が下がります。でも、0℃の水の状態から0℃の氷の状態になるときには、加えたエネルギーに比例せずに、0℃の状態をしばらく維持します。ここで変化したのは、液体→固体に変化するのにエネルギーが使われています。同様に、気化するとき、液体→気体に代わるときもエネルギーを使います。これが潜熱です。

 

潜熱蓄熱材(PCM)は、この水でいう0℃の凝固点を任意の温度にすることができるものです。つまり、PCM25は25℃が凝固点(融点)となります。一度十分加熱され25℃の液体になれば、周囲の温度が25℃以下に下がっても、固体になるまで、25℃を維持し続けます。(周囲に熱を放熱します)この性質を利用して、「えるいえ」ではPCMの暖房設備を作っています。

 

ただ、暖房設備といっても、室内を25℃に近づけるためのものなので、触って暖かい感じはしません。しかし、室内の温度変化を和らげ、ベースの温度を安定させる効果があります。高気密、高断熱化をベースにし、PCMをセットで利用することで、より快適な節電住宅になるのです。

 

0 コメント

2012年

12月

28日

潜熱蓄熱材~PCM~とは

雑誌を見たけど、潜熱蓄熱材(PCM)がよくわからないとの話を聞きました。 確かに分かりにくいので、少し解説をしたいと思います。

 

通常「物質」は、周囲の温度が高い場合は、周囲の温度を吸熱し、周囲の温度が物質より低い場合は、放熱し周囲を温めます。(当たり前ですね)単純な例は、水で、加熱するとお湯になっていき(加熱に使った熱を蓄熱する) また、冷める時は周囲に放熱します。その蓄熱、放熱する割合は、液体の状態では一定の勾配になっています。

 

で、PCMの場合は、周囲の温度が、ある設定温度を超えると特に熱を吸収し、逆に熱を持った状態で、設定温度以下になると、熱を放出するのですが、十分に熱を持っていれば、なかなか設定温度から下がらないという性質があります。

 

この性質を利用して、冬場の太陽光で温められた住宅内の温度をPCM内にため込んで、夜間寒くなったときに、利用できないかを考えたことが発端なんです。

室内の温度だけだと、十分に温められないので、集熱器を考えて、組み合わせたのが、「えるいえ」で設計した自然のエネルギーを利用したパッシブな暖房設備なんです。

0 コメント

2012年

12月

27日

10年目の改修(節電住宅化リフォーム)

無垢フローリング

日経アーキに載ってからか、節電住宅とかパッシブ住宅の話が持ちかけられるようになりました。これは、地震、特に原発の問題があって建物を建てる人たちの意識が変わっているのだと感じています。

 

先日、私の独立した年に竣工した物件のメンテナンスでお邪魔したのですが、この物件は、施主の要望もあり、高気密化し、内部蓄熱量を増やすためにRCとし、外断熱を採用しています。

 

でもこのころは、節電住宅、省エネ住宅という考えよりも、エネルギーは掛かってもよいので、快適に、全館を均一な温度に!という施主の意識でしたし、私も電気、ガス設備機器に頼った設計でした。

10年目、そして家族の構成も変わったこともあり、部分的な改修工事になりました。太陽熱を利用した省エネ住宅の提案をする予定です。 (写真は10年目の無垢フローリング 良い飴色です)

0 コメント