ユニークシティ

最近静岡に行く機会が増えました。 (写真は東静岡駅グランシップ)

設計の仕事になっているわけではないのですが、

都市について考えると、なかなか興味深い地域です。

 

県人口だと全国10位、政令指定都市が2市あります。(静岡・浜松)

東京-名古屋/大阪をつなぐ重要交通経路であり、車、電車共に非常に整備されている。

日本一の富士山、伊豆の温泉地、農地、港、工業地と都市を成立させている、周辺のバックアップ機能がバランス良く取れている県といえます。 いわゆるコンパクトシティを目指す資質は既に整備されていると言えます。しかも、温暖な気候で環境負荷も少ない地域です。

 

今後、人口減少時代において、大幅な人口減少地域に入っているのは間違いないのですが、今後10年の動き次第で、一番豊かな都市になる可能性があるんじゃないかと思っています。

 

生産系の機能を持っていない大都市。消費地が無く若者をつなぎとめられない地方都市。

ここで、「目指せ東京!」を脱却し、独自の路線を作っていく。ユニークシティとなることが、大切だと思います。

 

ユニーク[unique]とは、唯一の、一意の、固有の、特有の、独自の、独特の、類稀な、珍しい、変わった、などの意味を持つ英単語です。他県にない、独自の都市像を作り、20世紀型都市計画や大規模再開発ではない手法が求められていると考えています。

 

 

 

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